極寒のシベリアで生き抜くために、ハスキーはたっぷりの被毛に被われています。
年に2回換毛期があり、驚くほどの毛が抜けるため、家の中は毎日掃除機をかけていても毛だらけです…笑
ハスキーは毛玉ができにくいのでブラッシングが必要ないという人もいますが、しっかりお手入れされていれば、手触りや見た目が全然違います。(我が家もまだまだ完璧ではありません…)
今回はシベリアンハスキーのお手入れ、ブラッシングについて紹介したいと思います。
同じ犬種でも毛質はそれぞれ
人間にも軟毛直毛剛毛薄毛などのタイプがあるように、ハスキーも毛質のパターンがあるようです。
実際にドッグランで色々なハスキーを触らせてもらっても、そう感じます。
ちなみに我が家の2頭は、どちらも毛が長めでハスキーとしてはやや珍しいタイプです。
換毛期になるとボスっと塊で抜ける子も少なくないようですが、我が家の2頭はそういった抜け方はしません。
そのため、ネットの情報やお友達の口コミなどを頼りにしても、ブラシ選びに関してはかなり苦戦し、今あるものだけでも10本以上…。
使用感など紹介しますので、ブラシ選びの参考になると嬉しいです。
スリッカーブラシ
シンプルタイプのスリッカーブラシ。
なんだかんだでこれが1番よく取れますが、取れた毛を捨てづらいのがデメリットです。
愛用しているのはこちら。
取れた毛をワンタッチで押し出せるタイプも使ってみましたが、アポロが嫌がるので使いこなせませんでした。
似たように見えてもピンの長さや硬さなど様々なので、嫌なところがあったのでしょう…。
アンダーコートレーキ
我が家で1番活躍しているのがファーミネーターのアンダーコートレーキとドギーマンの毛かきです。
しっかりした金属のレーキが分厚い被毛をかき分け、抜け毛をかき出してくれます。
一押しのドギーマンのブラシですが、廃盤なのか見当たらず…探してみたなかで形状が一番近いのはこちら。
コーム
2頭がお世話になったブリーダーさんがおすすめしてくれたのが、両面コーム。
実演してもらった際は、ブラッシングを嫌がりがちなアポロも抵抗せず、自分でもできそう!と思ったのですが…。
やはり熟練の技らしく、簡単には習得できず…涙
今はコスモの耳の後ろの毛玉予防に使っています。
neakasa
掃除機とブラシが一体型になっているハイテクタイプのブラシです。
スリッカーブラシ、アンダーコートトリマー、バリカンなどアタッチメントが付いていて色々使える優れもの。
残念ながらスリッカーブラシのピン部分が柔らかく、アポロの毛に負けてしまってブラッシングの手応えはイマイチ。
モノ自体はとてもよいので、アタッチメントの追加販売を密かに期待しています。
ピンブラシ
ウェットブラシ/ドギーマン のピンブラシ。
片面が獣毛ブラシっぽくなっているよくあるスタンダードなものです。
ウェットブラシの方はピンが柔らかいため、アポロの毛に負けてしまいブラシが通りませんでした。
トリマーさんが「濡れた毛に使うのにちょうどいい」と紹介していたので、我が家でもシャンプー後にブロワーをあてながら使っています。
ドギーマンの方は硬さはちょうど良いのですが、絡まりすぎてブラシが動かなくなります。
人間の髪の毛をとかすのと同じような感覚で、全面を毛に当てるのは良くないようで、角を当てる感じで使用するのがいい気がしています。
原生林の熊ブラシ
Twitterで大人気の家畜用ブラシ。
よく取れるのですが我が家の2頭は毛が長いせいか、表面のみしか取れない印象でした。
短毛の子であれば、うまいこと全体にアプローチできそうです。
オーバーコートも切れてしまうことが多く、取れた毛が部屋を舞うのもイマイチで出番は少なめです。
我が家は大を購入したのですが、大きくて使いづらいので小の方が良いかと思います。
アンダーコートトリマー
ドギーマンのアンダーコートトリマー。
ファーミネーターの類似品で、見た目に反してよく取れるブラシです。
オーバーコートも切れてしまうことがあること、表面しかケアできないような気がして、いまいち出番がありません。
ラバーブラシ
毛は全く取れませんが、アポロのお気に入りのブラシです。
これで撫でてあげると喜ぶので、マッサージ感覚で使っています。
シャンプー中にも使っていますが、これを使うと泡立ちがよく、気持ちよさそうにしているので愛用中です。
愛犬に合ったブラシ選びを
我が家にあるブラシを紹介してみました。
特にアポロがブラッシングに敏感なタイプで、とても手を焼いています。
プロにお任せするとお利口にしているようなので、道具よりも人間の腕に問題がありそうです。
どの道具も一定の方からの評価がある製品なので、ブラシ選びに悩んでいる人は試してみてくださいね。