犬用シャンプーの特徴と選び方

シャンプーは低価格帯から高価格帯までいろいろ使ってみました。
手触りや毛並みなどの仕上がりから紹介していきます。

価格帯ごとの特徴

お手軽に試せる低価格帯からリッチな高価格帯まで様々。
各価格帯の特徴をまとめました。

低価格帯

1000円以内くらいで、ドラッグストアやホームセンターなどで気軽に手に入ります。
後述する中価格帯のものに比べて、仕上がりのフワフワ感やツヤ感は劣る物が多いですが、安いからといって泡立ちが悪かったり、汚れが落ちないということはありません。
ただし犬用のシャンプーは雑貨として売られていますので、成分表記の記載義務がなく、何が入っているか分かりません…。
コスパを優先した製品ですので、肌が弱い子は注意したほうがいいかもしれません。
実際に洗う飼い主の肌も気にかけたいところです。


中価格帯

1000円〜2500円ほどの製品でペットショップで販売されている物が多いです。
低価格帯の製品とは仕上がりのふわふわ感が違います。
このくらいの価格になってくると、犬への優しさを優先して、無香料や合成香料不使用のものも増えてきます。
犬にとっては良いかもしれませんが、洗い上がりから犬が生臭く感じられたり、洗ったのにお尻がまだ臭ったりなんてことも…
さらに、天然由来成分100%の物など、優しさ推しの製品のなかにはびっくりするほど泡立ちが悪く、洗えてるのか!?といったものも存在します。
肌の弱い子にはお勧めの製品かもしれませんが、個人的にはガッカリしてしまう製品が潜伏しているのもこの価格帯です。

高価格帯

2500円〜の製品で、実店舗ではあまり見かけない物も多いです。
洗い上がりは中価格帯とさほど変化を感じませんが、ふわふわになる物が多い気がします。
香りも良いことが多く、この価格帯になるとガッカリするような製品はあまりありません。

テクスチャで選ぶ

泡で出てくるタイプ

最初の頃はこのタイプばかりを使用していました。泡で出てくるから洗うのがとにかく楽です。
ただし泡がへたりやすかったり、後述するドロドロタイプよりも泡立ちや香りの点で劣ります。
また、泡で出てくるのでゴシゴシしなくとも満足感が得られ、地肌までしっかり洗えないなんてこともあるので、大雑把な方は要注意です。

シャバシャバタイプ

水に近いようなテクスチャのシャンプーで、泡で出てこないタイプです。
このタイプは手の隙間からこぼれるので、個人的にはあまり使用しません。
私が使う場合は、泡で出てくるタイプのボトルに詰め替えて使っています。(うまく泡立たなかったら水で薄めて調節します)

ドロドロタイプ

人間のシャンプーと似たテクスチャのシャンプー。
高価な物が多いですが、泡立ちが良いことが多いので、使用量を考えるとそこまで高くないのかなと感じます。
我が家の2頭は毛量が多いので、ゴシゴシ洗ってしっかり泡立つこのタイプが1番好きです。
一方で泡切れが悪いものもあるので、顔まわりなど念入りに洗い流しがしづらい場所や、そもそも水の苦手な子にはあまり向かないかもしれません。

実際の使い方

私の場合、泡立ちにくい足や、臭くなりがちなお尻はドロドロタイプで洗います。
首周りはその時の気分で好きな物を使っていますが、頭や顔に関しては泡切れ重視で泡タイプで洗っています。
最初は泡切れの悪い物を顔に使用して苦戦したり、逆に泡立ちの悪さにイライラしたりしていましたが、複数のシャンプーを使い分けることによって快適になりました。

まとめ

シャンプーの好みは人それぞれ。
ちゃんと洗えることは前提として、ある程度しっかり香って欲しいのか、犬に優しい無香料がよいのか。
触り心地重視派なのかお肌に優しいタイプが良いのか。
様々なタイプが出ているので、いろいろ試してみるのも楽しいですよ。
※今回リンクを貼った製品は、どれも使って使用感が良かったものです。

Twitterはこちら