ハスキーの病気予防について

犬を飼う上で避けて通れないのが病気の予防です。
具体的にどういった注射や薬が必要になるのか纏めたいと思います。

狂犬病ワクチン

この手の話で1番に思いつくのが狂犬病の予防接種だと思います。
日本では発生していないから…と嫌がる人もいますが、狂犬病の予防接種は犬を飼う上にあたって法律で定められた義務です。
犬の健康だけでなく、飼い主や周りの人の安全のためにも必ず接種しましょう。


最初の接種は生後3ヵ月くらいが目途。
以降は1年に1回のペースになります。
ちなみに1度登録をすると、春先に市町村からハガキが届くようになります。
地区によるのかもしれませんが、集団接種なども行っているようです。
毎年そのタイミングに決めてしまうのも一つの手だとは思います。
ちなみに我が家は毎年動物病院で打ってもらっています。

ちょっと不安そうなコスモ

混合ワクチン

こちらは狂犬病ワクチンと違って義務ではありません。
とは言え、犬は散歩が必要な動物。
外に出ることがある以上、必ず受けておきましょう。
また、ドッグランやホテルなどにおいては、狂犬病ワクチンと併せて混合ワクチンの接種が必須である所が多いです。

混合ワクチンには2種~10種までの種類があります。
基本的なところでは5種or6種でしょうか。
どれを接種するかはご自身のスタイルや住んでいる地域などを踏まえて、かかりつけ医と相談しましょう。
我が家は比較的山歩きなどをすることも多いので、8種を打っています。
なお、混合ワクチンは稀にアレルギー反応が出ることがあります。
接種後はよくよく様子を見てあげることを心掛けてください。

フィラリア

フィラリアは犬の血管に寄生する寄生虫で、死に至る危険性もあります。
主な感染経路は蚊。そのため注意するのは春先~秋にかけてです。
地域差もあると思うので、何月から何月まで対策するのかは、こちらもかかりつけ医と相談しましょう。

フィラリアの対策方法は複数あります。

①錠剤
シンプルに薬を飲ませる方法です。ただし、素直に飲んでくれない子が多そうです…。
また、月に1回あげる必要があるので、忘れないように注意しなければなりません。

②おやつ
薬剤が練りこまれたおやつをあげる方法です。ネクスガードなどが有名ですね。
こちらが1番メジャーではないでしょうか、我が家もこのタイプ。
なおアポロとコスモは喜んで食べますが、やっぱり苦手な子は少なからずいるようです。
こちらも月1。

③塗り薬
皮膚から薬剤を染み込ませる方法です。
舐めとらないように、首の後ろなどに塗り込むのが一般的です。
経口タイプ同様に、こちらも月に1回。

④注射
他の方法と異なり、こちらは年に1回で済むのがメリットです。

いずれの方法を取るにしても、まず第一にフィラリアに感染してないことを血液検査でしっかり確認しましょう。
仮に、すでにフィラリアが寄生している状態で、投薬するとショック死の恐れもあります。
去年の物が残っていたり、人にもらったりして、たまたま手元に薬がある状態でも、必ず事前に検査を行ってください。

採血にちょっと緊張するアポロ

ノミ・ダニ

ノミやダニの予防も重要です。
ノミは皮膚炎の原因になりますし、ダニは病気を媒介します。
こちらも日常散歩をする以上、避けては通れません。
基本的な対策はフィラリアと同様なので、まとめて対策しておきましょう。

付け加えておくと、ダニ予防をしていてもダニには噛まれます。
お散歩後に顔を見たらくっついてしまっている…というパターンが多いです。
そういった場合、すでに噛まれているところを無理やり取ると牙が残ってしまいます。
予防をしていれば血を吸ったダニが勝手に落ちるのでそれを待ちましょう。


くっついているけれど、まだ噛みついてなさそうだとはいう場合はガムテープなどで取るのがおすすめです。
特にハスキーの場合、顔周り以外であればまだ噛まれていないケースは多いです。

まとめ

犬が生活するうえで欠かせない予防を纏めてみました。
特にハスキーは体が大きいため、小型犬より薬などのお金もかかりがちです。
ですが愛犬の健康を守るうえで、非常に大事なことなので、手遅れになる前にしっかり対策しておきましょう。

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